ニートからの脱出 既卒・ニートの就職活動

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ニートから正社員への道 インタビュー後編

      2015/09/01

働く男

木村さんは高校から某私立大学に進学したものの、周りに上手く馴染む事が出来ず除々に学校を休みがちに。
そのまま自主退学し以来3年半ニート生活を送っていました。
前回の引き続き。インタビュー後編です。

ニートから正社員へインタビュー

ー では向いていないなと感じながらもハローワークに通っていたんですね。

「いえ。職安はすぐに止め就職支援サービスを利用していました。」

ー そちらは有効活用できたんでしょうか?

「いえ就職サイトも向いてないと思ったんです。
職安は職員さんに相談した段階で良い企業かは別として応募までの道筋が出来上がるじゃないですか?
でも転職サイトって良い求人があっても、この会社は大丈夫なんだろうか?とか、応募してもどうせ落とされるだろうなとか応募までに余計な事を山程考えるんですよ。
応募までの道程が長いというか」

ー 背中を押してくれる人がいませんしね

「ニートにとってその馬力は相当なんですよ。ただそうも言ってられません。自分には時間が無かった訳ですから。
そうなると悩む時間を極力無くすんですよ。少しでもいいなと思える求人があれば応募していました」

ー 応募せざるをえなかったと

「はい。ただ応募してもことごとく落とされました。今にして思えば理由は簡単なんです。
履歴書や職務経歴書など応募書類の書き方がいい加減だったんです。
会社が面接に呼んでみたいと思えるような書類ではありませんでした。」

ー ではどのように工夫されたんでしょう?

「始めは『履歴書 書き方』とか検索して自分なりに書き換えて提出してたんですがそれでも通過出来なかったのでプロに頼もうと思ってフリーター向けの転職エージェントに登録しました。インターネットを調べているとどうもそういうプロみたいな人が無料で支援してくれるらしいという事が分かったんで。」

ー そこでは特に苦労はありませんでしたか?

「ありましたね。そもそもコミュニケーション能力が低いので面談で自分の意思や経験をしっかり伝える事が出来ませんでした。
そんな状態で会社の面接を受けようと思ってたんですからひどいもんですよね。
でもそこはプロだなと実感しました。自分みたいな伝え方でもしっかり汲み取ってくれて丁寧にアドバイスをもらいました」

ー それで書類選考は通過する事ができましたか?

「はい。無駄に遠回りしてたのはなんだったんだろうって感じですね」

ー 面接はすぐに上手くいったんでしょうか?

「最初は上手くいきませんでした。やっぱり伝えるって行為が凄く苦手で本番ではしどろもどろでした。後で考えると何言ってたか人事の人も分からなかっただろうなと思います。結局その会社は不採用になりました。」

ー 落ち込みませんでしたか?

「いえ面接後にどう考えても落ちるなと思ったんである程度心の準備は出来ていました。そりゃあ少しは落ち込みましたけどコンサルタントの方にアフターフォローしてもらったのも良かったですね。何が駄目だったか。自分の場合はまず緊張を直す事が最優先でした」

ー どうやって改善したんでしょう

「よくある方法だと思うんですが自己マインドコントロールですね。傍から見たら怖いと思いますが家で夜中鏡の前で『大丈夫大丈夫』『俺は出来る』とか言うんです。それでも本番は緊張するんですが、面接官に呼ばれる直前に昨夜の鏡の前の自分を思い出す事で少しマシになりました」

ー その後面接はうまくいきましたか?

「はい。そのあともう1社落ちるんですが、次に面接を受けた会社が今働いてる会社で内定をもらう事が出来ました。
コンサルタントの方の通りにやればある程度コツが掴めますし、マナーなども教えてもらえるので、自分の場合はとにかく本番で失敗しない事を意識するだけでした」

ー 入社してからの苦労などはいかがでしょう

「入社してからも最初は仕事になれず大変でしたね。でもニートしてた時より楽しいですよ」

ー コミュニケーションの方は上手くいってますか?

「はい。大学の時と違って少数ですし、同世代があまりいないので先輩から可愛がってもらえています。やっぱり周りの人に助けられてるなと思います」

ー では最後にニートの方にアドバイスがあれば

「やっぱり想像する事だと思います。働かなければならない事を実感する事ですね。それがイメージ出来れば動き出すと思うんです。
逆にそれが想像できていない間は動けません。いかにそれを早く感じる事が出来るかですね。」

ー 本日はありがとうございました

「ありがとうございました」

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