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  • この記事の監修者

監修者:粟生

社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。大学卒業後、福祉系の専門学校に入学し、社会福祉の道に進む。行政や社会福祉協議会等で、子供から高齢者、障害者と幅広い属性の方の相談援助業務に携わってきた。現在はソーシャルワーカーとして若者の相談支援に携わっている。

ニート生活ブログ

「働く方が楽かも・・・」ニートを後悔した理由

2022年3月28日

 

ニートチェック。当てはまると危険。

暇つぶしさえも分からない

ニート生活を送っていて何か落ち着きを感じない方、思っていたより開放感がない方はいらっしゃいますか?

ニート生活を始めると大体2週間から1ヶ月の間は、楽しさや自由を感じ元気になれる方が多いです。

しかしそれ以上経つと徐々にやる事がなくなり毎日が暇になります。自ら好んで自由を得た筈なのに何処か落ち着きません。

暇を潰そうとテレビを見たりインターネットを開けますが特に見たい物もありません。そうなると「メール確認」や「SNSのチェック」「ゲームのポイント」など必要以上にログインを繰り返すようになります。さっきTwitterを開けたばかりなのに、又確認する。特に変化はなし。だけどまだ開ける。こんな動作をずっと繰り返す方もおられます。

前向き風。活気横溢風

また、就活やニート脱出とまでは行かずとも、その足がかりとして自らにルールを敷く方もおられます。それは毎日の運動や、資格の勉強など様々です。ニートで家に篭りがちな筈なのにたくましい筋肉を持つ方や、びっくりするような特技を持っている方はその典型です。それらの特技はニート期間中に得たものが多いです。

それらはもちろん悪い事ではありません。資格の勉強や特技を極める事は仕事に直結しますし、ニート期間の自主的な運動は優先順位で上位に入ります。学生時代と違いほとんど動く事がありませんから、健康を損ね鬱状態になりやすくなるからです。

ですが運動している事、勉強をしている事に満足してしまう方がおられます。目的がずれてしまっている方です。

目的は鬱にならないようにする事でも、毎日勉強をする事でもありません。ニートを脱出する事、つまり働く事です。

やりたい仕事の為に資格の勉強をしている方(そもそもニートではありません)は問題ないですが、意識だけが高い時は要注意です。

何も感じない

上記二つはまだマシな方で、大変な時期に差し掛かると、ニートをしている事に何も感じなくなります。周りに家族や友人がいれば「普通」を見ているので、良いか悪いかは別として「自分は普通じゃない状態」と気付きます。

しかし周りに何もなければ自分を計る尺度がありませんので、「普通の状態ではない」事にさえ気付きません。「普通ではないんだろうな。でも別にいいか」くらいの感覚になってしまいます。こうなってしまうと、もう働こうという気になるのは難しいです。

周りに「働くべき」と言ってくれる方もいないのですから、奇跡待ちになってしまうでしょう。

「ニートより働く方が楽?」ニート生活後悔の理由

そしてこれら全ての人に共通する事。それは就職活動を始めようと思った時にくる「後悔」です。ニートを経験していた方の90%以上が「何故あんな無駄な時間を過ごしていたのか・・・」と今も後悔しています。

何故後悔しているか分かりますか?

「面接をを受けても空白期間を理由に断られる事が多いから」

これも一つの理由です。しかしもっと大きな理由があります。

それはニートより今の方が楽という事です。

意外に思われるかもしれません。しかし世の中を見比べて下さい。毎日楽しそうなニートの方っているでしょうか?きっと退屈な生活を送っている方がほとんどでしょう。何より自分自身を責めている方が圧倒的に多いと思います。

常に自身との戦いで葛藤し、自分で自分を傷つけ疲れ果てるだけの生活です。社会人が「働くの辛い!ニートになりたい!」と言うのはよく見かけますが、実際なってみたら押しつぶされてしまうでしょう。

一方社会で仕事をしている方はどうでしょう。もちろん働く事は大変です。朝の電車、帰りの満員電車ともに下を向いたサラリーマンは多いです。人付き合いも大変です。

ただそれは辛い所だけをピックアップして見ているせいです。

休日は家族や友達との交流で楽しく暮らしている方は多くおられます。お金もありますし、それをどう使うかも自分次第なんです。

仕事でミスをすれば自分を責める事もあるでしょうが、ニートの方のように年中自分を傷つけていません。傷つける暇もないという考えも出来るでしょう。

早く後悔しよう!

そうニートより仕事をやる方が精神的には圧倒的に楽なんです。社会人は楽しい時間も辛い時間も両方味わえます。だからニート生活を辞めて働き始めると皆後悔します。

「もっと早く就活をすればよかった!」「もっと若い内なら選択肢が広がったのに」と。

ですのでその後悔を早く味わう為にも思い立ったら就職活動を始めてみましょう。

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監修者:粟生

社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。大学卒業後、福祉系の専門学校に入学し、社会福祉の道に進む。行政や社会福祉協議会等で、子供から高齢者、障害者と幅広い属性の方の相談援助業務に携わってきた。現在はソーシャルワーカーとして若者の相談支援に携わっている。

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