ニートからの脱出 既卒・ニートの就職活動

ニートからの脱出方法。既卒就職活動。原因・生活ときっかけ

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ニート生活3年半をインタビュー

      2015/08/30

インタビュー取材 Kさんは高校から某私立大学に進学したものの、周りに上手く馴染む事が出来ず除々に学校を休みがちに。

そのまま自主退学し以来3年半ニート生活を送っていました。今日はインタビューからニート生活を振り返ってもらいました。

ニート生活インタビュー

ー 何故大学を辞める事になったのでしょうか?

「元々コミュニケーション能力が高くなかったのが原因かもしれません。
ゼミでも周りはすぐに友達を作っていましたが自分だけは馴染む事が出来ずに段々距離が出来てしまったんです。
そうなるとゼミに参加する事も授業に行く事も苦痛となり気付いたらフェイドアウトしていました」

ー 友達は全くいなかったんですか?

「友達はそれほど多くありませんでしたが高校の時の友達は何人かいましたよ。
ただ大学進学と同時に東京や広島や地方に行ってしまったので、自分が行ってた大学に知り合いはいませんでした」

ー では大学を辞めてそこからニートになったんでしょうか?

「実は大学を辞めてすぐにニートになった訳ではなく、その後台湾に行ってるんです。」

ー 台湾ですか。それは何をしに行かれたんでしょう?

「実は自分はバックパッカーに憧れていたんです。
世界の風景を見たりするのも好きで、だから高校から貯めていた金を使って台湾に行きました。
もしかしたら世界を見て色んな経験をする事で自分を変える事が出来るかもしれないという気持ちもありました。」

ー 自分探しの旅ですね。そこで変える事が出来たんでしょうか?

「いえ、台湾に行ってみて気付いたんですが、自分はそもそも人見知りでコミュニケーション能力が無い上に日本語しか話せません。台湾に行っても誰ともコミュニケーションをとる事が出来なかったので、怖くて一週間台湾で引きこもる事になったんです」

ー わざわざ台湾に行って引きこもったんですか

「そうなんです。自分は何をしているんだと思って結局すぐに日本に戻ってきました。
そこから日本でひきこもりとまではいかないんですがアルバイトをする事もなく大学に行く事もなく約3年間ダラダラとすごしてしまいました」

ー 海外に行って自分を変えようとしたが悪い方向に行ってしまったと

「多分色んな事に疲れたんだと思います」

ー ニートの時はどんな生活を送っていましたか?

「毎日12時頃に起きてご飯食べながらmixiやTwitterなどSNSのチェック。その後はYoutubeやニコニコ動画など動画サイトを夕方頃まで見ていましたね。
でも携帯やPCばっかり見てては体に悪い!とか無駄に思っちゃうんで夜からジョギングなんかしてました。
その後帰りに自分へのご褒美と賞してデザートを買うんです。
ご褒美といっても何も成し遂げてないんですが(笑)それで家に帰って夕食を食べた後またPCですね。
世界の風景だとか遺跡だとか、そういう画像が見れるサイトや体験談が書かれたサイトが当時多かったんですが、それを見て物思いにふけってましたね。で、夜中4時頃に寝るって感じです」

ー 大体毎日そのスケジュールでしょうか?

「そうですね。たまに本当にたまにですが知り合いと飲みに行ったりもしました。飲みに行った日も前後の過ごし方はそんな感じです」

ー ニート期間はどれくらいでしょうか?
「3年半くらいですね」

ー 3年半というとそこそこ長い期間ですが、不安とかはなかったんでしょうか?

「その時は全くありませんでした。学校とか行ってると色んな行事がありますから3年て長い期間に感じるんですが、ニートをしているとイベントも特に起こらないですし、何もないので一瞬なんです。
気がついたらもう3年半も経っていたって感じです。」

ー なるほど。ではニートを止めようと思ったきっかけはなんだったんでしょうか?

「年齢というか周りの環境ですね。
約3年半ニートしていて自分と同年代を見ると皆内定が決まっていていよいよ春から働き出すぞという時期だったんです。
それまでは一切働きたいという気持ちはなかったんですが、それはある意味同年代もまだ遊んでいると言わば免罪符となってたんです。
もちろん周りは遊んでただけではないんですけどね。
単位とってアルバイトやサークルも頑張ってたと思いますし。」

ー けどまだ大丈夫という安心感があった?

「そうですね。けどいよいよ就職となるとその免罪符も期限が切れる訳です。
急いで就職活動に取り掛かりました」

ー そこで就職活動に対する怖さとか不安はなかったんですか?

「なかったですね。とにかく焦りとか将来に対する不安の方が強かったので」

ー では具体的にどう動いたんでしょうか?

「まずはハローワークですね。とにかく自分に合いそうな仕事を検索して良さそうなものは印刷して持って帰って自分に出来るかどうか考えます」

ー 職員さんに尋ねたりはしなかったんですか?

「はい。今服を買う時とかもそうなんですけど店員さんと話をすると自分の冷静な判断が出来なくなるんですよ。
本当は買う必要のないものかもしれないのに雰囲気で買ってしまって後で後悔する。
だから応募する会社も絶対に一度家に持ち帰って考えるようにしていました」

ー 良い求人があっても応募する頃には採用が終わってたりしないんですか?

「もちろんその経験もしました。自分はハローワークは向いてなかったんだと思います(笑)」

次回に続きます。

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