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監修者:粟生

社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。大学卒業後、福祉系の専門学校に入学し、社会福祉の道に進む。行政や社会福祉協議会等で、子供から高齢者、障害者と幅広い属性の方の相談援助業務に携わってきた。現在はソーシャルワーカーとして若者の相談支援に携わっている。

フリーター・ひきこもりインタビュー

「ニート最高!」そして10年後のインタビュー|もうあの地獄は嫌

2022年3月28日

さざなみ

ニート生活。誰もが一度は想像するでしょう。

「働かずに遊んでられるなんて最高じゃないか!」

しかしそれは経験した事がないから、又その期間が短いからかもしれません。実際に長期間ニート生活を送った後、就職した方はどう感じているのでしょうか?

大学卒業後10年間ニート生活を送っていたAさんにインタビューしてみました。

※個人の感想と方法で、全てのケースに変化を保証するものではありません。

始めは自分がニートという感覚もなかった

ー Aさんは、どんな経緯でニートになったのでしょうか?

凄くベタな理由です。大学で就活に失敗してそのまま卒業してみたいな(笑)

卒業後も就活はしてたんですけど、全然採用されないし、徐々に現実逃避したくなって、気がついたら・・・て感じですね。

ほんとよくある理由ですいません

ー 「働きたくない!」とか「働いてたまるものか!」みたいな気持ちはなかったですか?

なかったですね。自分がニートという感覚もなかったと思います。どうだっただろ・・・うん、でもなかったですね。

あくまで就活生。採用されたらすぐに働く!だからアルバイトもしない!みたいな感じでしたね。

ー では自覚的になったのはいつ頃からでしょうか?

3ヶ月くらい就活をしなくなったんですけど、その時くらいからだったと思います

ー 何故就活をしなくなったんでしょうか?

ハローワーク行っても同じ求人しかなくて。後いいなーと思える求人も見つからなくなったんです。

今考えたら職種の範囲広げるとか、転職サイト使うとかすればよかったんですけど、その頃は視界が狭かったんで思いつかなくて。

で、とりあえず少し期間を開けて又行こうと思ってたら・・・3ヶ月空いてしまいました。

ー その時は焦りませんでしたか?

その時は別に焦りとかはなかったですね。

ニート最高!だった時期 ダラダラを極めようと決意

ー いつ頃から焦り始めたんでしょう?

それが怖い所なんですよ!これは声を大にして言いたい。

一回その生活に慣れちゃうと全く焦らなくなるんですよ。

そっから就活するのも面倒になって、親もはじめは文句言ってましたけど言わなくなって、そうなるとニート最高!て喜びに変わってましたね

ー ニート生活を楽しんでいたんですね

楽しみすぎました。

高校の時からアルバイトとか部活とか、大学でも色々あったから、休むって事がとにかく嬉しかったんです。

その時は意識的にダラダラしてましたね。極めようと思いました

架空の日記を書き、皆からの反応で承認欲求が満たされる

ー その頃は何をして時間を過ごしていたんでしょう?

・・・何してたんでしょうね?

始めの方は後輩とかと遊んだり、古本屋で漫画たくさん借りてきてずっと読んでたりとか。

あ、途中からYoutubeを見つけたり、mixiが流行ったりして架空の日記を書いてました

ー 架空のですか?なぜ?

はい。趣味繋がりでマイミクが増えるんですけどニートだから書く事がないんですよね。

でもコメント貰ったり交流するのは嬉しいんですよ。

だから必然的に嘘の日記を書くようになるんです

ー それは寂しくありませんでしたか?

いや書いている途中はマジで楽しいです。反応を想像しますから。

寂しいと感じたとすれば皆がmixiに飽きた頃ですね。

2年後とかかな?大量の嘘の日記を見つめて、俺は何をやってたんだ・・・って。

ー その切なさは計り知れませんね・・・。その後も退屈しませんでした?

でもその後も暇を潰すのはたくさん出てくるんですよ。

GREEとかニコニコ動画とか、ニートを飽きさせないので厄介でした(笑)

ー その時も「ニート最高!」て気持ちだったんですか?

そうですね。

少なくとも7年くらいは、これ程楽な事はないなと思っていました。

それから10年・・・30歳の誕生日に冷静になる。「俺このまま行けるの?」

ー ではなぜ就活を再開させようと思ったのでしょうか?

30歳の誕生日になったんです。前の日まで明日30か~くらいにしか考えてなかったんですけど、急に冷静になりました。

あれ?俺このままいけるの?って。

ー 将来を冷静に考え始めたんですね

はい。どう考えてもこのまま行くのは無理だなって気付きました。

今はまだなんとかなってますけど20年先、30年先って考えると絶対無理じゃないですか?

どこかでお金もなくなるし、親が病気になったりしたらとか色々考えて、「何やってたんだー!」って後悔が一気に襲ってきました

ー 何処かで後ろめたさを感じながらニート生活を送っている方が比較的多いんですが、Aさんの場合は10年間どうでしたか?

自分の場合はあまり感じてませんね。瞬間瞬間ではありましたけど。

でも自分で言うのもなんですが珍しいタイプだと思います(笑)

もうちょっと悩めよって思います

地獄の就活 後ろめたさを始めて感じる

ー 就職活動はすぐに始めたんですか?

はい。ただ始めてからもなんだかんだ入社するまで1年近くかかりました。

やっぱ職歴もないですし、空白期間の事説明すると大体の企業は断られますね。

実はその1年が一番きつかったです。地獄でした。

さっきの後ろめたさみたいなものをずっと背負って就活してました

ー それは意識が前に向いたからかもしれませんね

そうですね。今考えると進んでたんでしょうね。

ただそん時は八方塞りでした。

アルバイトから正社員へ もうあの地獄は味わいたくない

ー では今の会社にはどうやって入ったんでしょうか?

始めにアルバイトで入社しました。

3ヶ月の試用期間で両方が納得すれば正社員という形です

ー いきなり働き始めたのですから大変だったでしょう

はい。ただもうあの地獄には戻りたくないですし、戻るくらいならちょっとくらい辛くてもいいやって考えたら平気でしたね。

今は結構楽しいです。

人間関係も良好で良い会社に救われたって感じです

ー では最後にニートの方にメッセージがあれば

今は楽しいかもしれませんが、絶対に何処かで後悔するタイミングがきます。

なので思い立った今動きましょう

ー 今日はありがとうございました

ありがとうございました

※個人の感想と方法で、全てのケースに変化を保証するものではありません。

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監修者:粟生

社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。大学卒業後、福祉系の専門学校に入学し、社会福祉の道に進む。行政や社会福祉協議会等で、子供から高齢者、障害者と幅広い属性の方の相談援助業務に携わってきた。現在はソーシャルワーカーとして若者の相談支援に携わっている。

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