ニートからの脱出 既卒・ニートの就職活動

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友人がニート「社会人と無職の距離感」【インタビュー】

   

今回は、親友がニートの方であるMさんにお話を伺いました。ニートが抱える孤独感や焦燥感、それを周りはどんな風に感じているのでしょうか?

いつも一緒の友達

公園

ー 本日はよろしくお願い致します。

「よろしくお願い致します。いいんですかね?僕で」

ー とてもありがたいです。ご本人様もMさんだったらということで

「恥ずかしいですね」

ー 差し支えなければで結構ですが、Mさんは何をされている方でしょうか?

「僕は住宅関係の営業ですね」

ー ご友人とはどういった経緯で友人関係になったのでしょう?

「もともと高校の同級生なんです。高2で仲良くなって、大学も一緒で・・・といった経緯です」

ー 大学も一緒だったんですね

「大学の学部も学科も一緒だったので、授業もゼミ以外は全部一緒でしたよ。サークルも一緒だったし。」

ー 無二の親友といっても過言ではないですね

「まぁそういうと気持ち悪いですが、そうですね」

ー 大学生は3回生辺りから就活ムードに染まると思うのですが、就活は一緒にされなかった?

「就職活動はあいつはしませんでしたね。だから3回生くらいから大学内での行動範囲も少し変わってきました」

ー 何故しないのかお聞きになりませんでしたか?

「始めは聞きましたけど、何故するのかって逆質問されました。どうせ周りに流されてだろとか言われてカチンときて、それからあまり就活の話はしませんでしたね」

ー では就職活動をする流れに疑問を感じておられた訳ですね

「そうだと思います。思い返して腹立ってきました(笑)」

ー 今は怒りをお沈めください(笑)そのスタンスは卒業するまで変わらず?

「そうですね。あいつは一切しませんでしたね。」

ー 大学時代アルバイトはやっておられなかったんですかね?

「実はアルバイトも一緒のとこに行ってたんですよね」

ー アルバイトもですか?

「はい、2人してカフェで働いていました。シフトもかなり一緒でしたね」

ー お友達はよく仕事される方なんですか?

「いえあまり(笑)怒られないよう効率よく手を抜くタイプです」

ー 要領がいいんですね。その後Mさんは新卒で今の会社に入社されたんでしょうか?

「はい、そうです」

ー お友達はそれについて何か言っておられました?

「僕がいざ内定した時にはお祝いというか、小さいパーティーをしてくれたんですよね。」

ー いい友達じゃないですか

「ケーキにロウソクが1本立ててあって、社会の犬おめでとうって嫌味つきでしたけど」

ー いいエピソードか悪いエピソードか分かりませんね(笑)

「めんどくさい奴なんですよ」

会いたくない時期

ー では怒りは覚えた時もあったけどずっと仲の良いままといった感じですね

「その時はそうですね」

ー その時というのは?

「卒業後ですね、僕とあいつとその他友人でよく飲んでたんですけど、あいつ以外は皆社会人で仕事の話とか給料の話とか色々するじゃないですか?」

ー 働きはじめだと特にそうなりますよね

「そうなんです。仕事の話になると最初は茶化してきてたんですけど、段々無口になっていったんですよね。」

ー 気を使ってたのかもしれないですね

「それもあると思いますし、単純に話に加われないのもあったと思います。それで発言数も徐々に減ってきて、週一くらいで集まってたんですけど、一回来ない日があったんですよ。風邪ひいたとかそんな理由だったと思うんですけど。それから呼んでも来ないようになって」

ー 集まりに一切参加されなくなったんですか?

「はい。うざいと思われたのか、会いたくなかったのか。ただ個人個人では会ってるんです。僕もあいつと二人では会っていますし、他の奴も遊んだって言ってましたし」

ー 集まった時は仕事の話になるから遠慮されてるんですかね?

「だと思います。実は一度言われたんですよね。お前らは俺を馬鹿にしている。見下しているみたいな」

ー それを聞いてどう思われましたか?

「ふざけんなと答えました。たしかに他の友達はそのきらいも少しあるんです。実際ワザと仕事の話をする奴もいましたし、ただ僕はそんな意識全くなかったですね。そりゃ働いた方がいいよとは思ってましたけど」

ー どんな反応をされました?

「黙っていましたね」

ー 嬉しかったんじゃないですかね。

「そうなんですかね?・・・まぁでもそれ以降も遊んでいるんですが、少し距離感ができた気がして」

ー 自分だけ社会と繋がってないとどうしても自己嫌悪には陥りますよ。私も経験あります

「そういうもんなんですかね」

一人で抱え込む必要はない

ー 今は無職期間はどれくらいなんでしょう?

「去年からだから・・・1年半くらいですかね?」

ー その間、働く気配は一切ありませんでしたか?

「今の所は。ただアルバイトは始めるつもりみたいですね。」

ー アルバイトもいいですね

「ただしばらくしたら辞めるとは話ていましたけど。一時的にドッと稼いでドッと遊ぶのが好きみたいで」

ー やりたい事とか夢を話されているのは聞いた事ありますか?

「特にないですね」

ー では今の所興味のある仕事が見つかってないだけかもしれないですね。

「興味を持ったら早いタイプだとは思います」

ー では最後にですね、お友達としてニートの方に何かあればよろしくお願いします

「そうですね。多分あいつと同じように周りから浮いてる方も多いと思うんです。ただ決して皆が皆馬鹿にしてる訳じゃないことですね。

働いてるから偉い、働いてないから見下されて当然なんて思ってませんから。そりゃ自分の生活費くらい自分で稼げよとは思いますけど。それも社会人として考えたらであって、友達として考えたら別にどっちでもいいですからね。

馬鹿なこと言ったりやったりするのが友達ですから、それが出来てればなんでもいいと思っています。だから1人で悲観的になったり自己嫌悪にならないで下さい」

ー ありがとうございました。Mさんも是非それをお友達に言ってあげて下さい

「はい。ありがとうございました」

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