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監修者:粟生

社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。大学卒業後、福祉系の専門学校に入学し、社会福祉の道に進む。行政や社会福祉協議会等で、子供から高齢者、障害者と幅広い属性の方の相談援助業務に携わってきた。現在はソーシャルワーカーとして若者の相談支援に携わっている。

ニートから正社員就職

失業中の過ごし方を先輩に突撃!|無職期間にやること/有意義な生活

2022年3月28日

先輩失業者に突撃!無職期間中の有意義な過ごし方

 

なかなか仕事も決まらないし、やることもないし・・・

失業中は不安すぎる!!!!!!

 

無職の時って「不安」だし「焦り」ますよね。

僕はニート生活が長かったので、寝かせてたワインが僕より早く熟成して焦った経験があります。

 

でも、無職期間中って端から見たら楽そうですよね?

じゃあ「なんで不安になるのかなー」と自分なりに考えてみました。

「このままでいいのかな?」

「ちゃんと就職できるかな?」

「資格の勉強したり、もっと有意義に生活した方がいいかも」

「いや、せっかくの長期休暇。今まで出来なかったことをしよう」

「いやいや、やっぱり毎日ハローワークに行った方がいいかな?」

 

そう、何をしていいか分からないし、就職先が決まらない限り、「このままでいいのだろうか?」と、不安が常につきまとうんです。

そこで今回の記事は、長期失業経験者20名に、以下の質問をぶつけました。

 

長期失業経験者への質問

  • 失業中の1日のスケジュール
  • (就職後)有意義だったと思う過ごし方
  • (就職後)無駄だったと思う過ごし方
  • 失業中のメンタルの保ち方
  • 失業中に気をつけた方がいいこと
  • いま無職の方へのアドバイス

 

要するに、先輩失業者の話を聞いて、どう過ごせば有意義に過ごせるのか『失業中の過ごし方の答え』を教えてもらうって魂胆です。

それでは、行ってみましょう!

 

先輩失業者に突撃!無職中の過ごし方と1日のスケジュール

20名にアンケートをとると、概ね4つのパターンに分かれました。

今回は4つのパターンと、代表者の回答を掲載しますね。

Aさんの失業期間中の過ごし方「メンタルを保つ為、自由時間を多めに」

失業中の過ごし方 Aさんの場合

失業中の過ごし方 Aさんの場合(26歳女性)

 

午前中は自由に過ごしていました。

昼ごろに失業保険受給のためにハローワークに出向くこともあれば、人材紹介会社に出向いて企業を探したり面談を組んでもらうこともありました。

 

ノート (就職後に振り返って)失業中の生活で有意義だったこと

早めに人材紹介会社に出向いたのは良かったと思います。

社会との繋がりを感じれたし、必要としてくれる企業が少しでもあると知れたことで、自分の未来に前向きに考えて過ごせました。

 

ノート (就職後に振り返って)失業中の生活で無駄だったこと

かなり自由に過ごしていたので、何もしない無駄な時間が多かったです。

今思うと資格の勉強をしていた方が、自信につながったのかもしれません。

ただ、人生の夏休みと捉えれば大きな後悔ではないです。

 

ノート 失業中のメンタルの保ち方

前職を体調不良で辞めたので、ストレスを溜めないよう、自由に過ごしていました。

部屋にいると、働いていない自分が情けなくなりメンタルに悪かったので、外に出るよう心がけていました。また食事は出来合いものではなく自分で作るようにしました。

 

ノート 失業中の方へアドバイス

今職がなくて焦っている人は、メンタルが落ち込みやすいと思うので、少しでも自分を認めてくれる環境に行ってみることが大事だと思います。

私にとってのそれは人材紹介会社でしたが、ネガティブにならず少しでも前向きに仕事を探せるように工夫するのが良いと思います。

 

Bさんの失業期間中の過ごし方「資格勉強やセミナーに参加して積極的行動」

失業中の過ごし方 Bさんの場合

失業中の過ごし方 Bさんの場合(59歳女性)

 

6時に起きて9時頃まではダラダラしていました。そこから昼まで勉強や洗濯、掃除。

午後からはハローワークに出掛けたり、興味のある仕事関連のセミナーがあれば受講していました。

 

ノート (就職後に振り返って)失業中の生活で有意義だったこと

今までに比べて時間は膨大にあったので、勉強をしていました。就職に直接関係ないものもありますが、有意義だったと思います。

また色々とセミナーに参加したのが勉強になった。

今まで体験したことのない職種のことも分かったし、今後、年齢的にどう働くかやお金に関することも学べた。

他の職業の人と知り合いになれたし、結果的にデスクワークから解放されたので良かった。

 

ノート (就職後に振り返って)失業中の生活で無駄だったこと

介護職員の勉強をしたことです。現時点ではそういう職業についてないので。

またコールセンターの派遣会社に登録しましたが、結局仕事依頼はありませんでした。ペーパーテストや電話応対のテストもあったので無駄な時間だったと思います。

失業中は計画性も大事だと実感しました。

 

ノート 失業中のメンタルの保ち方

今までなかなか会えなかった友達に会ってゆっくり話をして、気をまぎらわした。

それはとても楽しかったです。

 

ノート 失業中の方へアドバイス

時間があるので色々と勉強をしたり、セミナーに参加することをお薦めします。

ハローワークの職業訓練を利用すれば無料で学べることもあります。

 

Cさんの失業期間中の過ごし方「職業訓練校でお金を貰いながら勉強」

失業中の過ごし方 Cさんの場合

失業中の過ごし方 Cさんの場合(28歳男性)

9時半から16時までは職業訓練校に参加。

17時に帰宅して、読書をしたりTVを見たりしてから夕食と風呂。

20時からは自由時間です。転職サイト見たり、TVを見たり、好きなことをする時間でした。

 

ノート (就職後に振り返って)失業中の生活で有意義だったこと

失業中で有意義だったことは、職業訓練校に受かりパソコンを無料受講できたことです。

訓練校は約3ヶ月ありますが、期間が終了するまで失業給付金の延長があるので、お金を貰いながら勉強ができました。

またキャリア面談があり履歴書や職務経歴書などの作成にもアドバイスがもらえたので良かった。

それから失業中はやりたいことをやりたいだけやっていました。

 

ノート (就職後に振り返って)失業中の生活で無駄だったこと

失業中で無駄だったことは、時間がルーズになりがちだったことです。

ただ落ち込んでぼーとするだけで時間が過ぎてしまうし、お金だって入ってこないし、ただ無駄だったと思いました。

 

ノート 失業中のメンタルの保ち方

とにかく仕事が見つからないときは、かなり落ち込みました。

だから、好きな音楽を聴いたり、DVD を見たりして、気をまぎらわせていました。

それで仕事が決まらない苦しさを乗り越えていたような気がします。

 

ノート 失業中の方へアドバイス

職業訓練は社会とのつながりを持てるのでオススメです。ただ通学だけで満足してはダメです。私の時は、卒業時点で3分の1の人しか就職先が決まっていませんでした。

訓練は訓練として、あくまで訓練中に就職活動しておくべきです。就職先が見つかれば、卒業訓練を途中で辞めて入社も可能なようなので積極的に動くのが良いと思います。

 

Dさんの失業期間中の過ごし方「就職支援で社会とのつながり、適度な運動を」

失業中の過ごし方 Dさんの場合

失業中の過ごし方 Dさんの場合(27歳男性)

9時から人材紹介会社に行ったり、コンサルタントと連絡をとって就活をします。なにもない日はハローワークに行き、就活や手続きをする。

11時頃から転職サイトを閲覧。

13時からは就職試験の問題を解いたり、読書をして自己啓発をする。

17時ぐらいに運動がてら散歩に行く。

買い物なども済まして帰宅後は夕食を食べて、趣味に没頭したり、新聞を読んだり世の中のニュースを把握。

 

ノート (就職後に振り返って)失業中の生活で有意義だったこと

対人関係のストレスをあまり感じなくて、時間は多くあった。

そのため普段はできない読書だったり、スキルアップのための勉強をすることができたのが有意義だった。

働きだすと、なかなかできないので。

 

ノート (就職後に振り返って)失業中の生活で無駄だったこと

時間がある分、無駄な行動をしてしまうことも多かった。

例えばスマホを必要以上に触って、なかなか行動できない場面。どうでも良いことを検索したり、娯楽に費やす時間が長くなってしまった。

 

ノート 失業中のメンタルの保ち方

失業中は社会と切り離されて孤独を感じる。働いていないことへの罪悪感もあるが、開き直るようにしていた。

職業支援やハローワークの施設に行くことで行動していると実感できる。人と会話することで、社会とのつながりを感じることもできる。

とにかく何でもいいから行動して、人と話すことが良かった。

 

ノート 失業中の方へアドバイス

失業中はやることを自分で作らないと、だらけてしまいます。そのため、何か予定を入れた方が良い。

ハローワークで求人を検索したり、アドバイザーの人と面談する。

そんな感じで「行動しないといけない状況にする」のがおすすめです。

やはり他人の目がないと、自分に甘くなってしまうので。

 

失業中にやることの結論

どひぇー!みんな勉強や運動に行動力高けえー!

まとめると、以下の過ごし方をすれば、無職期間中を有意義に過ごせそう。

失業中の過ごし方

  1. 社会とつながっておく(孤独ダメ!)
  2. 認めてもらう環境を持つ(人と話す!)
  3. 行動しないといけない状況に身を置く(人間自分に甘い!)
  4. 就業中にできないことをする(勉強も遊びも)
  5. 気負いしない(体に毒!)
  6. 趣味の逃げ道を持っておく(ストレス発散大事!)

 

みなさん共通していたのは、人と話したり、外に出て行動すること。

また、ダラダラしたり趣味に没頭したり、ストレス解消の時間を用意していたことです。

 

失業中の過ごし方でNG

  1. 時間の無駄遣い(人間自分に甘い!)
  2. 一人でなんとかしようとする(意思の力では難しい!)
  3. 過度に落ち込む(体に毒!)
  4. 無計画すぎる行動(傷だらけになる!)

 

逆に、ぼーっとする時間やダラダラする時間が、予定より長くなって無駄という意見も共通でした。

ただこれを、自分1人で、意思の力でなんとかするのは難しいです。

決めた予定通りに実行できる超人であれば問題ないけど、僕のような一般ピーポーの人は、自分で決めたルールさえ翌日破りますよね?

 

僕は「ダラダラしない!」と決めた翌日でさえ起きれません。

布団の中で「ロングスリーパー」と検索し、

 

ロングスリーパー検索

 

「ロングスリーパーは天才が多い」という記事を読み、

 

 ロングスリーパーは天才

 

と、二度寝します。

家族から起こされようが、配達が来ようが「天才の邪魔をするな!」と言って、深い眠りにつきます。

 

そして起きてから「ダラダラしないと誓ったのに・・・」と罪悪感でいっぱいになります。

 

これは意思でなんとかするより、動かないといけない状況を作るのが最善ですね。

ハローワークでも、人材紹介会社でも、職業訓練でも、なんでもいいので、前に進める予定や人との約束を作ってしまいましょう。

 

ひとつだけ気をつけたいのは、無計画すぎるのもダメです。

勉強会への参加や、資格の勉強をする自分に酔い、結果的になにも手に入れないままだったという可能性もあります。

 

まずは最終ゴールを決めて、そこに向かって行動できる環境を作るのが、失業中の最適な過ごし方です。

  • この記事の監修者

監修者:粟生

社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。大学卒業後、福祉系の専門学校に入学し、社会福祉の道に進む。行政や社会福祉協議会等で、子供から高齢者、障害者と幅広い属性の方の相談援助業務に携わってきた。現在はソーシャルワーカーとして若者の相談支援に携わっている。

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