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監修者:粟生

社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。大学卒業後、福祉系の専門学校に入学し、社会福祉の道に進む。行政や社会福祉協議会等で、子供から高齢者、障害者と幅広い属性の方の相談援助業務に携わってきた。現在はソーシャルワーカーとして若者の相談支援に携わっている。

ニートから正社員就職

「仕事が決まらない理由」を元無職30名に突撃!|不安や焦り対策法

2022年3月28日

仕事が決まらない理由は?

 

「一生懸命やってるのに仕事が決まらない!」

 

なかなか仕事が決まらない時って、毎日不安だし焦りますよね。

 

なぜ自分は仕事が決まらないんだろう?

そんな時あることを考えました。

 

過去にも、自分と同じように「仕事が決まらなかった人」っていたのかな?

その人たちは、いま就職してるのかな?

だったら、どうやって現状を打破したんだろう?

 

そこで今回の記事では、元無職の先輩達に「仕事が決まらなかった理由」を回答してもらいました。

すると、やっぱりみんな同じような就活の仕方をしていたんです。

 

つまり仕事が決まらない人特有の、典型的ダメスパイラルモード確変中だったんです。

 

でも先輩達が最終的にどうやって就職したのか、その教えを聞き、その通り実行すれば、早く仕事が決まる筈!

先輩達の反省から学び、就活対策をしていきましょう。

 

アンケート『あなたが仕事が決まらなかった理由は?』

元職歴なしやニートの方30名に回答いただきました。

仕事が決まらなかった理由として最も多かった順番に紹介していきますね。

アンケート 『あなたが仕事が決まらなかった理由は?』

  • 条件を絞りすぎていた
  • 応募量が少なかった
  • 同じことを繰り返していた
  • 書類対策・面接対策ができていなかった
  • 不安や焦りから、本来やりたいことと離れていった
  • 転職サービスを使いこなしていなかった

条件を絞りすぎていた

28歳男性

電車通勤がどうしても嫌だったので、車通勤の仕事ばかり探していました。

それだけではありません。「休みは120日以上欲しい」「営業や介護や飲食は嫌」などわがままばっかり。

そんな条件で採用されるはずがなく、今になって考えると、条件を絞りすぎていたのが仕事が決まらなかった原因だと思います。

26歳女性

田舎に住んでいるので近くに会社がなく応募できませんでした。転職サイトもたくさん見たけど、自分が通える範囲のは極わずか。

通勤が1時間以上かかる距離や、電車で乗り継がないといけない地域も就活の対象に入れたら、応募できる企業がグンと増え、すぐに仕事が決まりました。

 

最も多かったのが『条件を絞りすぎている』でした。

一生やっていく仕事だから、こだわりたいんだよ!

 

でも確かに僕も「あれは嫌だ」「これはやりたくない」と、だだっ子のようにごねていました。そして条件を減らすにつれ、書類選考が通りやすくなったり、感触が良くなったりするのも事実なんですよね。

 

「就活の基準を何にするのか」。

まずそれを決めて、その条件に適した求人はすべて応募していくのが良いのかも。

 

応募量が少なかった

32歳男性

希望の求人がなかったので、3ヶ月に1回しか応募していませんでした。5年近く就活したと思いますが、面接に行ったのは20社程度。

結果的に採用されたので良かったけど、時間がかかってしまったのは応募する量が少なかったんだろうなと思っています。

28歳女性

人と関わるのが苦手なので、人が少ない小さい企業ばかりに応募していました。従業員が3人しかいない会社とかです。

少人数の会社ということは一人の仕事量が多いので、高いスキルが求められます。なにか特技がないと選ばれないことに、後で気づきました。

自分の殻を破ってでも、もっといろんな企業に応募した方が良かったんだろうなと思っています。

 

応募回数が圧倒的に少ない・・・分かります。

良いなーと思える求人が少ないし、たまに見つけて応募しても、一度面接で落とされると次の行動に移るのに時間がかかるんですよね。

 

新卒でも100社不採用という話も聞くし、既卒就活や転職は落とされて当たり前くらいに思っといた方がいいのかもしれません。

複数の企業に同時応募して、書類選考を通過したもの全ての面接に参加する。これで結果も変わってくるかも。

 

ずっと同じことを繰り返していた

27歳男性

朝起きて、ご飯を食べて、ハローワークに行って、エントリーして、寝て、起きたら落ちてて、ご飯を食べて。こんな生活をずっと続けていました。

いつまでたっても同じことを繰り返していて、反省したり新しい事に挑戦していません。

だから結果も変わらなかったんだなと後で思いました。就職活動遊びをしている自分に満足していたのでしょうね。

29歳女性

「自分は物語の主人公。だからこれが本当の姿であるはずはない、そのうち嫌でも良い方に進んでいく筈だ」。

そんな風にずっと思っていました。

いえ頭では「それは違う。いま一生懸命頑張らないと、一生このまま」って分かってるんです。

でも心が付いていかないというか・・・根本の所で「それでも自分は大丈夫」という気持ちがあったようです。

だから同じことをずっと繰り返し就活が決まりませんでした。

 

首がもげるほど分かります!

今の結果はそれまでの行動の結果。行動が同じなのに結果だけ変わることは、ほとんどありません。

でも「自分はそのうち結果が出る筈」とか「なんとかなるはずだ」とか、根拠のない自信だけを握りしめ、結果が自動的に変化するのを待ったりするんです。

 

当然行動が変わらない限り、そのような変化はないですよね。昨日と少しでも違うことをやってみる、その積み重ねが採用への一番の近道ですね。

 

書類対策・面接対策ができていなかった

26歳男性

書類選考で落とされ続けました。不採用なんだから書類のどこかに問題がある筈なんです。

でも次回応募する時もちょっとだけ文章を変えて応募していました。

無職期間が続くと思考力も落ちてきて、考えること自体がめんどくさくなっていたんだと思います。

31歳女性

面接での質問を予想し、回答を準備して毎回挑んでいました。

でも思わぬ角度からの質問を受けたり、準備していなかった質問をうけたり、予定通りにいかず毎回あたふたしていました。

面接の最後の方は声もどんどん小さくなっていき、自信がない人という印象で終わっていました。

人前で練習してみたりビデオカメラで撮影してみたり、本番に強くなるような練習もしておけばよかったなぁと思っています。

 

僕も履歴書を自力で書いたり「面接の受け方」的な本を読んで、挑んでいました。

でも人それぞれプロフィールは違うし受ける企業も違うから、参考にはなるけど、自分なりにアレンジしないとうまくいかないんですよね。

 

「自己PRは適切か」「志望動機は自然か」「誤字脱字はないか」。そんな基本を押さえつつ、「なぜ企業は私を採用した方がいいのか」を説明できるようにしないとだめですね。

 

仕事が決まらない不安や焦りから、本来やりたいことから離れていった

26歳男性

ITやWebの仕事にずっと強い関心を持っていました。

でも未経験だしスキルもなかったので、今から就職したら一年以上かかるだろうと思い、他の仕事に応募していました。

ただ1年後も2年後も仕事につくことはありませんでした。

それだったら最初からITやWeb系に絞って、勉強をしながらアルバイトで実績を積んでいけば。とっくに正社員になってたんじゃ?と思うと悔やまれます。

結局未だに何も手に入れていない状態です。

仕事が決まらない不安から、明日にでも結果を出したいと焦って行動したのがよくなかったと思います。

 

条件の絞りすぎも採用から遠ざかるけど、焦りや不安からの軸のない行動も遠ざかる・・・。

 

どうせいと?

 

でも、これもその通りで、なんでもいいかと就職しても失敗するんですよね。

僕が最初に勤めた会社の新入社員は、口を揃えて「他に採用される企業がなかったんです」と言っていました。で、半分以上の社員は1ヶ月で離職してるんですよね。

 

時間だけが無駄に過ぎてしまうくらいならば、初めから自分の軸を決めて、それに向かって直進していくほうが良いですね。

 

転職サービスを使いこなしていなかった

29歳男性

転職サイトに登録すると毎日いろんな求人が送られてきます。だんだん見るのも嫌になってきて、ほったらかしにしてしまうことがありました。

せっかく登録しているのだからもっと積極的に利用すれば良かったなと思っています。

27歳女性

『はたらいく』という転職サイトを使ってたのですが、企業に「らいく!」をしたり、「メッセージ」を送ったりできるサービスがあったにも関わらず、自分なんかが送っても反応してくれないんだろうなぁと思って未使用でした。

一向に仕事が決まらないので、メッセージを送ってみた所、トントン拍子で面接まで進み内定が決まりました。

もっと早くやればよかったなと思っています

 

転職サイトに登録してハローワークも通ってるんだから十分だろ!

でもやっぱり行動量が少ないんだと思います。

 

ハローワークの利用法でもカウンセリングを受けたり、面接対策を教えてもらえるし、転職サイトには企業からスカウトを受ける機能もあります。転職型のマッチングアプリなども最近でてきてますよね。

 

転職エージェントであれば書類の書き方や面接の受け方も教えてもらえるし、求人の紹介も受けれます。

色んな媒体を駆使して就活していく。行動量を増やすのが大事ですよね。

 

できるだけ早く定職に就くために

仕事が決まらない人の共通点を見てきました。

先輩たちの反省を活かせば、仕事も早く決まりそう。

 

step
1
軸を決める

まずは自分の軸を決める。

働く上で何を大切にするのか。

 

「お金なのか。やりがいなのか。プライベート重視なのか。」

 

やりがいなら職種選びや業種選びが一番重要。お金なら労働時間が長いのは仕方ない。プライベート重視なら給料は安いかもしれない。

自分の生き方にも通ずる話だけど、まずは軸を決めましょう。

 

step
2
条件を絞りすぎない。最低条件以上なら応募する

家近、給料25万以上、年間休日125日とかは無理め。

まずは最高条件と最低条件を決めておくと良いですね。

 

そして最低条件以上なら、とりあえず応募してみる。もし嫌になったら採用決定後でも断れるし。

 

step
3
色んな媒体を利用。書類の書き方、面接対策を誰かに教わる

就活の方法は1つじゃない。

転職サイト、ハローワーク、転職エージェントなど使えるものはなんでも使う。

特に履歴書の書き方や面接の受け方は、自己流でやると永遠に間違え続けるので、人に教えてもらう方が早いかも。

 

step
4
期間を決めて行動。結果が変わらないなら、やり方を変える

いま結果出てないのなら、同じような就活を続けてもおそらく結果は同じ。

結果は過程を変えないと変わらない。

だからまずはやることと期間を決めて、一定期間頑張ってみる。

それでうまくいかないなら、やり方が間違っているので、新しい行動をした方がよさそうですね。

 

仕事が決まらない時の焦りと不安対策

なんとなく仕事が決まりそうな気がしてきましたね。

最後に仕事が決まらない時の不安解消方法についても回答してもらいました。

焦りや不安解消法は?

  • 気負いしない。自分を認める
  • よく寝る
  • 日光を浴びる
  • 友達や家族と喋りまくる
  • 自然に癒されに行く
  • ペットショップに癒されに行く
  • カラオケで歌う
  • 趣味に没頭する
  • 毎日目的を持って過ごし安心感を保つ

要するに、外に出てよく遊び、よく動きましょうってことですね。

一人で就活してると、自分だけが取り残されているように感じて不安になってくるので、外に出るのが一番です。

 

SNSで同じような人を見つけたり、人材紹介会社で同じようなライバルを見つけてモチベーションを上げるという方も多かったです。

 

一番はストレスを溜めないこと。

なかなか仕事が決まらない自分はダメ人間なんだと思う必要は一切ありません。

自分を肯定してあげましょう。

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監修者:粟生

社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。大学卒業後、福祉系の専門学校に入学し、社会福祉の道に進む。行政や社会福祉協議会等で、子供から高齢者、障害者と幅広い属性の方の相談援助業務に携わってきた。現在はソーシャルワーカーとして若者の相談支援に携わっている。

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