「一人暮らししたいけど、いくらくらい必要なんだろう。」
「アルバイトだけでも生活できるんだろうか。」
一人暮らしに興味はあるものの、毎月どれくらいお金が必要なのかって分からないですよね。
「フリーターでもなんとか生きていけるのかもしれないけど、極貧生活なんて自分には無理!」と思う方もいるかもしれませんが、月収10万以上あればそこそこの暮らしはできます。
15万以上あれば趣味や遊びにも回せます。
ただし年齢を重ねるごとにフリーター生活は厳しくなってきますので、そこだけは注意しましょう。(後述)
1人暮らしのフリーターが毎日どのような日々を送っているのか、生活費にスポットを当て、月給別に紹介。
一目で分かる「労働時間」「月給」「家賃、食費、交遊費、保険、税金など、お金の内訳表」も掲載。「このような生活を送るには、どれくらい働けばいいのか」生活モデルの参考にして下さい。
最後にはフリーターに必要な「健康保険」「年金」「住民税」「所得税」について。フリーターで年を重ねることについても解説。
月給10万円以下の生活
プロフィール
「スーパーでのレジ打ちバイト」→1日4時間。週2回。月給38,400円。
「ポスティングのバイト」→1日8時間。月10日。月給60,000円。
家賃30,000円、食費15,000円、水道光熱費7,000円、格安スマホ3,000円、Wi-Fi3,700円。健康保険8,000円、年金15,000円、住民税622円、所得税720円。
趣味は無料ネットゲーム、美容室なし(美容室に行かないで伸ばす)。
衣服は古着屋で3,000円、日用品1,500円(主に100均でそろえる)。
アルバイトがある日の1日のスケジュール
朝食は節約のためドラッグストアでまとめ買いした(カロリーメイト、飲むゼリー)ですませます。
スーパーは9時から13時まで働き、13時半に遅めの昼食(手作りのおにぎり、サンドウィッチなど)。
帰宅して14時から18時は無料のネットゲームをします。
ポスティングのバイトの日は10時から18時までポスティング。18時半に夕食。食事はなるべく自炊し外食にはいきません。
18時半から21時頃までは自由時間。遊び、娯楽は、ネットゲームやテレビなど、お金のかからないもの。
21時頃にシャワーを浴びますが水道代ガス代節約のためバスタブにお湯は入れません。22時頃就寝です。
髪は、カット、カラー、パーマを一切しない(美容室に行かない)、日用品はほとんど100均で買いそろえる等工夫をし、ゴミ袋は買わずスーパーのポリ袋でごみ捨てをします。
また格安スマホでスマホ代節約。ポケットWi-Fiはキャンペーンで安く契約しました。服は古着屋で購入するので月間3,000円程度です。
休みの日の1日のスケジュール
8時半朝食(自炊)し、9時から12時ネットゲーム(無料)。12時昼食(レトルト)。
12時半から18時映画鑑賞、18時夕食、18時半から21時テレビ、21時シャワー、22時就寝という流れです。
休日は、食事はレトルトで済ますことが多かったです。他に三食入りのうどん、パスタ、炊飯器で米を炊くなど、安くですませる。
友達の誘いも断り、恋人もいないので、交際費はゼロ円。ネットゲームで知り合った男性に誘われたこともあったが、防犯のためとお金がないのを理由に断りました。
映画が好きだが、レンタルや中古でもお金がかかるので、無料動画サイトのGYAO!を視聴しています。
買い物も、スーパーとドラッグストアと100均以外には、ほとんど行かない。現金をなるべく持ち歩かない(使いすぎてしまうから)。
視力が悪いのですが、コンタクトはお金がかかるので眼鏡にしています。化粧品は100均でそろえ、全部徒歩で交通費を使いません。
車も持っていない(買うお金がない、自動車税がかかる)、NHKをみない(受信料を取られるから)。トイレを流すのは、一日三回までと決めて節約生活をしていました。
プロフィール
コンビニアルバイト。1日8時間の週3回労働で83,000円です。
家賃30,000円、食費5,000円、水道光熱費8,000円、通信費7,000円、交遊費10,000円。
健康保険に1,500円、年金に15,000円です。
アルバイトがある日の1日のスケジュール
コンビニでの廃棄お弁当がたくさんあり、私の店は持ち帰っても食べてもいい所なのでご飯代がかかりません。私はとくに女性だったので、店長や先輩が買ってくれたり常連のお客さんがアイスなどを買ってくれることも結構あります。
家から徒歩5分なので交通費もかからず、アルバイトがある日はお金は使わないです。
夜ご飯も廃棄を持って帰っていました。コンビニは美味しいご飯も多くフライヤーも食べれるので全然飽きず、捨てるぐらいなら誰かが持って帰った方がいいと私は思います。
お金を使うとしたら、バイト終わりに友達と遊びに行くとき使うご飯代ぐらいです。ただ基本ご飯は食べることなくタピオカを飲みに行っておしゃべりするのが多いので、使っても500円ぐらいです。
休みの日の1日のスケジュール
休日は友達と遊ぶことが多いです。多くの子が車を持っているので交通費はかかりません。男子と出かけると大抵奢ってくれるのでそんなにお金も使わないです。
一番お金を使うのは、女友達と出かけにいく時。
洋服を沢山買ってしまうので、1、2万使ってしまうこともあります。ただブランド品は買わずGUなどを利用し、季節が終わると在庫処分で半額になることも多いので、そのタイミングで買います。
最近はタピオカを飲みに行くことが多いので、1,000円以下で1日を過ごせます。
お泊まりも結構するのですが、その場合家でご飯を食べてから行くので、そこでもお金は食材代ぐらいです。
全然月8万の給料でも生活していけます。
プロフィール
ドラッグストアでアルバイトしています。1日5〜6時間労働で週3〜4日勤務、月収9万前後。
家賃27,000円、食費15,000円、水道光熱費12,000円、通信費5,000円、交遊費3,000円。
健康保険は親に所帯でまとめて払ってもらっていて、自分で負担していない。年金は支払猶予申請し払っていない。
親の扶養内なので、所得、住民税はゼロ。
スポーツクラブ月会費8,000円に、美容院:半年に1回2,000円。
アルバイトがある日の1日のスケジュール
13時に起床、朝食は食べないことが多いです。
ドラッグストアでのバイトなので、ハミガキや洗顔、スキンケアは試供品を使います。メイクも要らなくなった化粧品のテスターなどを使います。身支度にかかるお金は水道代と電気代くらいです。
14時徒歩でアルバイト先へ。バス利用の交通費をもらっていますが、定期購入するほどの頻度で出勤しないので、往復交通費×日数分浮かせることができます。
18時の休憩の時は、家で作ってきたおにぎりと、これも家で入れてきたお茶で済ませます。
21時頃アルバイトが終わったらスポーツクラブへ。体を動かしてストレス発散出来ますし、何よりお風呂にも入れるのでお得です。月会費が8,000円なので、お風呂に通うだけでもお得だと思います。
24時前スーパーに寄ってお惣菜を買って帰ります。閉店間際のお惣菜半額セールで、1個あたり25円くらいになったコロッケやフライ、100円くらいになったちらし寿司や弁当をよく買っています。
鶏の胸肉が特売で100グラム39円などになっている時は、それもまとめ買いして冷凍して利用していました。もやし半額15円もよく買いました。
休みの日の1日のスケジュール
14時起床。起きてもしばらく電気もつけず、ベッドの上でぼうっとしたり、メールをしたりしています。
寝ているのも疲れてくるので起きて、夕飯の残りか、家にある食材で何か作って食べます。
ついでにご飯を炊いて、大量におにぎりを作ります。アルバイト先で食べる昼食用です。毎日ご飯を炊くと電気代がもったいないので、休日にまとめて作って冷凍します。
18時頃、家にいても電気代などがかかるのでスポーツクラブへ向かいます。スポーツクラブは空調もきいているので、運動するにしろしないにしろ、とりあえず行きます。
閉館時間までにお風呂に入れるようにだけ気をつけて過ごします。
のんびりお風呂に入って、ドライヤーも電気代を気にせず使えて最高です。夜24時前閉館時間ギリギリにチェックアウトします。
途中でスーパーに寄って、閉店前の半額セールで夕飯用のお惣菜や食材を買って帰ります。
スポーツクラブを上手く利用して、問題なく生活できています。
月給10万円〜15万円の生活
プロフィール
21歳。レストランのウェイターのアルバイト。8時間労働、週4日勤務で月収14万円です。
家賃30,000円、食費30,000円、水道光熱費7,000円、通信費5,000円、交遊費10,000円。
健康保険に10,000円、年金に15,000円、住民税に6,000円です。
アルバイトがある日の1日のスケジュール
朝10時出勤、レストランの掃除やその日のメニューの準備などを行い11時に仕事に入ります。
昼休憩は賄いが出るのでお金を使いません。18時にはアルバイト終了し帰宅。
晩御飯を買いにスーパーに行ったり、気が向いたら作っています。
ご飯を食べ終わってからはテレビを見たりスマホをいじったりして過ごして24時頃には就寝。
バイト以外に予定がない場合は、夕食にお金を使うのみで他に使うことはありません。
バイト終わりで飲み会や遊びに行くこともありますが、お酒は飲めないしタバコも吸わないので大した額にはなりません。
趣味はランニングなのでお金もかかりません。実家暮らしとほとんど変わらない生活ができています。
休みの日の1日のスケジュール
休みの日は9時頃に目が醒め一通りsnsをチェックしたら、起きて朝ごはんを軽く食べランニングへ。ランニング後、洗濯物をしながら昼ご飯を自炊します。
14時頃はTSUTAYAに行ったり、買わないけど服屋に行ったりして時間を潰します。たまにスタバで本を読むこともあります。
17時頃から一人暮らしの友達同士で集まりカレーやお好み焼き、チャーハンなど簡単に作れる料理を作り、みんなで食べます。その後はゲームをすることが多いです。24時頃に解散して就寝。
お金の使い道としては、ランニング用のドリンクとTSUTAYAで借りるCDやDVD、食事代(友達と折半しますが)くらいです。
遠出をすることもありますが、身近な人はみんな一人暮らしなので、月1回あるかないか。
ファッションは2ヶ月に1回程度購入しますが、ネットショップや古着を買うことが多く、1回に使うのは2万円程度です。
月収14万円あれば貯金も可能です。
プロフィール
23歳。古本屋でのレジや加工のアルバイト。8時間労働、週5日勤務で、月収10万〜12万円です。
家賃35,000円、食費10,000円、水道光熱費5,000円、通信費5,000円、交遊費5,000円。
健康保険に5,000円、年金に8,000円、その他に3,0000円程度です。
アルバイトがある日の1日のスケジュール
朝、昼は食べずに夕方15時まで寝て出勤。19時の休憩でスーパーで安くなってる弁当を購入して食べています。
残業になることかほとんどですが、22時以降は時給も深夜割増で増えるので、残業代を稼ぐためにも積極的に残ることが多かったです。トラブルが発生すると1時くらいまで働くことも。
終わった後は仲の良い同僚とコンビニで買ったお菓子などを食べながら外で1、2時間程度おしゃべりをしてから帰ります。帰った後は何も食べずそのまま寝る。
洗濯なども実家に持って帰ってすることもあれば、近くの安いコインランドリーでまとめて洗ったりしています。
アルバイトがある日はほとんどお金を使うことがないです。
休みの日の1日のスケジュール
ご飯は昼は食べることは少なく、夜も安い弁当などで済ませることが多い。自炊はほとんどしないが、食べる頻度や量が少ないので食費はそんなにかからないです。
友達とご飯に行くとなっても安いファミレスで500円程度の食事をするくらい。先輩に奢ってもらうことも。
ただバンド活動をしているので、休日に友達とスタジオに入って練習をすることが多く、スタジオ代や機材購入などで月に1万以上は飛んでいます。
ファッションにはそこまで興味がなかったので、ワンシーズンに1着安い服を新調するくらい。なので友達とショッピングに行ってもほとんど何も買わずに見ているだけのことが多いです。
あとはスマホゲームを楽しんだり、なるべくお金のかからないことをして暇つぶしをします。
週に一回はハローワークに通って正社員の仕事を探して説明会に行ってみたり、面接を受けたりなどの就職活動も行っています。
月給15万円〜20万円の生活
プロフィール
23歳。アパレル販売員のアルバイトをしていました。午前9時から午後18時までのシフトか、午後12時から午後21時までのシフトで、休憩1時間、8時間労働、週5日勤務で、月収15万5千円前後です。
家賃60,000円、食費13,000円、水道光熱費14,000円、通信費8,000円、交遊費10,000円です。
健康保険に15,000円、年金に23,000円、住民税に8,000円、その他に3,000円程度です。
アルバイトがある日の1日のスケジュール
6時に起床。食事は特売で買った80円の食パン。8つぎりのものを1枚食べる。飲み物はお茶か水。
駅まで徒歩で、定期は交通費が出るのでお金はかかりません。買い食いはしないように気をつけてました。
昼休憩はスーパーで安く購入した野菜で、作り置きのおかずを作っていたためお弁当を持参。おかず中心の食事で米代を節約してました。小腹が空いたときのお菓子は30円〜70円くらいの安いものにする。大袋では購入しないなど工夫してました。
夜ご飯は自炊。豆腐や白滝に置き換えて節約。肉や魚も小分けにして冷凍し無駄を無くす。
23時就寝、余分な電気などはなるべく消して過ごします。化粧品は全てドラッグストアで安いものを選んで購入していた。成分が良いもので低価格のものを探すようにした。
エステなどは行かずに、日頃からのケアを徹底していました。
たまに夜ご飯に誘われた時は、安く飲める居酒屋かカフェにしてもらい出費を極力控えるようにしてました。飲み物は1リットルのペットボトルで水を購入し、少しずつ飲んでいた。
美容院代を浮かせるため、髪も染めませんでした。
休みの日の1日のスケジュール
9時起床、節約のため極力暖房冷房は付けずに過ごしていた。80円の食パン8つ切りを1枚とミネラルウォーター。
100円ショップで購入したBBクリームなどを使い化粧を開始。服はほとんどファストファッションの安いお店を利用していました。
12時近所のドラッグストアとスーパーを自転車ではしご。
特売の物を購入したり、食材の買い出しを行う。スタンプカードを駆使し、ポイントを貯めて割引をしてもらうこともありました。ついでに近所の100円ショップで生活用品を購入して帰宅。
14時レトルトのカレーと冷凍しておいたご飯を温めて食べる。なるべくテレビは付けないようにしていまいた。
15時洗濯、柔軟剤は使わず、洗剤だけで洗濯をした。水道代を浮かせるため、休みと仕事の中日の週2だけ行う。
16時友人とお茶 、近くに住む友人とお茶をする際は、自転車で移動した。カフェはお茶だけの金額なので出費を抑えることができた。デザートなどは頼まない。
18時夜ご飯野菜中心で自炊をする。主に冬は鍋料理。煮込むだけで材料は豆腐やこんにゃく、キノコ類。
22時就寝。ジムへは行かないため、寝る前にストレッチと腹筋をして寝ていました。
色んな所で少しずつ節約して暮らしていました。
プロフィール
24歳。個人経営の居酒屋でホールと調理補助のアルバイトをしています。労働時間は10時~14時と18時~23時で労働日数は週5日、月収19万円です。
家賃40,000円、食費20,000円、水道光熱費8,000円、通信費10,000円、交遊費30,000円です。
健康保険に15,000円、年金に16,000円、住民税に10,000円、その他趣味に30,000円程度です。
アルバイトがある日の1日のスケジュール
8時起床。10時から14時まで仕事をします。途中でまかないを食べるので無料です。14時に一度退勤して家に戻ります。
15時頃から17時半ぐらいまで、漫画作品を描きます。この時間はイラストを描いたり、自分の夢である漫画家やイラストレーターに向けての活動時間として費やしています。
読書をしたり、勉強したりと自分を磨くための時間でもありますね。
17時半になると家を出て、ふたたびアルバイト先に向かいホール作業や皿洗いなどの雑務に従事。夜もまかないを食べる時間があります。
23時に退勤。お風呂に入ったり、寝る準備をしていると12時半ぐらいに。
作品の締め切りが迫っている時は作業をしているときがありますが、大体この時間に寝ています。
お金を使うタイミングはほとんどありません。節約なども特に考えていません。
休みの日の1日のスケジュール
休日は思いっきり遊ぶ日と、家にこもる日と極端です。家にこもっている場合は、主に漫画やイラストを描くことに専念しています。
1日オフの場合は、ネットで探したツーリングサークルの活動に参加することも。その場合も一日バイクで走るので、ガソリン代くらいしかお金はかかりません。
繁華街で遊ぶ場合は、食べることが好きなので、普段食べないような料理を食べます。
そこから服屋でアイテムをチェックしたり、レコード屋で音楽をチェックします。
もちろん漫画の勉強も兼ねて、メジャーなものからマニアックなものまで揃える漫画ショップへ。基本的にエンタメやサブカルが好きなので、休みのときはそれらに触れるようにしていますね。
そして晩御飯も外食して家に戻ります。そこからは読書をしたり、自分磨きの時間に使います。
友人と遊ぶこともありますが、その時はフットサルやドライブなど、アウトドアな趣味を楽しむことが多いですね。休日は次の日の仕事のために、少し早めに23時に寝ます。
趣味にもかなりの額が使えます。
月収20万円以上の生活
プロフィール
28歳。ラーメン屋でキッチンからホールまですべてこなしてます。1日11時間前後、週5日で、月収24万円です。
家賃56,000円、食費30,000円、水道光熱費12,000円、通信費12,000円、交遊費50,000円です。
健康保険に21,000円、年金に16,000円、住民税は年間15万程度を一括で払っています。
その他二ヶ月に一回程度で美容院10,000円、ボクシング雑誌月1,000円、水(ボックスまとめ買い)3,200円です。
アルバイトがある日の1日のスケジュール
出勤前に近くのコンビニで朝食(主にカップラーメンと栄養ドリンク、その他ドリンク代700円)購入。電車通勤片道160円程度かかります。
昼はラーメン屋の賄いがあるので使用は0円。内容は基本的にラーメンですが自分でなんでも作れます。一服休憩のときに近くの100円の自動販売機でジュースを買う日もあります。
夜は家の近くのコンビニで好きなものとお酒など1,000円程度というルーティンで使用。
仕事終わりにラーメン屋のスタッフや友人と飲みに行くことも。
その際は相手に合わせての店選びとなりますが、基本的には単価3,000円前後のところを利用。たまにおごったり奢られたり。金額は特に気にせず好きなものを好きなだけ注文しています。(相手の予算によって抑えたりもします)
仕事のある日は綺麗めな格好をしないので行ける店自体が限られ、且つ仕事が終わってから飲むと21時30分を過ぎるので焼き鳥チェーンややきとんのような大衆居酒屋が多いです。
そのためそんなにはしゃいでも一人5,000円くらいしか行かないのでお財布には優しいです。疲れて帰る日は帰りに夜用の栄養ドリンクをコンビニで購入160円。
休みの日の1日のスケジュール
朝起きて食事は取らずに外出。6キロ先の大きい駅まで運動がてら歩いて向かいます。その際、コンビニでお茶とおにぎりなど軽い朝食を500円購入。食べながら歩いて一時間くらい過ごします。
昼頃に駅周辺のイタリアンに入店、ランチコースとお酒を楽しむ3,500円程度。
食事を取り終えたら、また駅まで戻り駅ビルの百貨店の地下でおつまみや食材、ワインを購入(ワイン2,000円、海鮮2,000円、惣菜1,000円)、電車で最寄り駅まで帰る。片道160円。
最寄り駅のスーパーでチューハイ、野菜、お肉など先ほど買えなかった食材を購入2,000円。日用品(洗剤など)もここで買う1,000円。
帰りがけにレンタルショップに寄りDVDをレンタル500円。
帰宅したらまだしていなかった洗濯などをこなし、少しお昼寝。その後16時くらいからお酒を飲んだりDVDをみたりだらだらと過ごす。
21時くらいに小腹が空いたりおつまみがほしくなったら近所のコンビニで購入500円。
その後風呂に入り自称二次会スタート。酒を飲みながらひたすらDVDをみる。深夜1時2時くらい(眠くなったら)就寝です。
節約などは考えず、やりたいように生活しています。
プロフィール
21歳。現場のアルバイトをしていました。1日7〜8時間、週6日勤務で、月収30万円です。
寮暮らし、食費50,000円、水道光熱費20,000円、通信費15,000円、交遊費100,000円です。
健康保険に22,000円、年金に17,000円、住民税に20,000円です。
アルバイトがある日の1日のスケジュール
朝8時起床、9時に出勤。昼は朝コンビニで買った弁当です。早ければ16時頃に終業。帰宅途中で安いスーパーで弁当とビール購入。
風呂からあがり晩酌と共に夕御飯。
その後は布団に横になりながら、知り合いやゲーム上で知り合った仲間と話ながら荒野行動したり、流行りの動画アプリに動画投稿したり、動画アプリ内でやり取りをしたり、配信アプリで弁当食べながら配信したりしています。
飲みたい気分の時はひたすらyoutubeで飲み動画、もしくは有名なクリエイターさんの動画などを見ながらビールを飲んだり、友達と電話。
最後に顔を洗って化粧水、乳液だけ顔に塗布し22時頃就寝。現場仕事だったので、そのまま先輩と飲みにいった場合、夜中3時頃就寝することも多かったです。
休みの日の1日のスケジュール
休日予定がない日は基本的に15、16時頃まで寝ています。そっから腹が減ったら近くの弁当屋に行き弁当購入し、配信アプリで配信などしながら食べて、夜~夜中にかけてスマホを6.7時間見てそのまま就寝。
予定がある日は、観光地に行ったりします。
10時にレンタカー屋に行きレンタカー貸与。(次の日の朝に返すので早朝から空いているレンタカー屋をチョイス)。13時程度に、奄美大島、マテリアの滝に到着。滝を見たり、森の外周を回ったりして15時頃には帰ります。
レンタカーを家において、近くの繁華街の居酒屋で夕御飯。予定がある日の夕御飯は基本的に居酒屋です。1、2時間居酒屋で飯を食ったら、そのまま二次会へ。
ダーツバーなどへ行き、現地の方と勝負したりします。ダーツバーが終わったら、ガールズバーへ行き、2時間程時間を潰します。
夜中1時頃、解散し帰路につきます。風呂はいったりなどして、夜中3時頃就寝。
寮生活だと生活費もかからず、お金は気にしてません。
フリーターで1人暮らしするなら必ず保険と税金を計算に入れる
一人暮らしする前に生活費だけしか見ておらず、保険と税金を計算に入れていない人は多いです。
金額的にも比重の大きいものなので、気をつけて下さい
フリーターも支払わなければいけない保険と税金は以下の4つです。
- 所得税
- 住民税
- 国民年金
- 国民健康保険
所得税
所得税はその名の通り、所得に対して支払わなければならない税金で、フリーターも月給が8万8千円以上の場合、支払い義務があります。
ただしほとんどは給料から天引きされているので気にする必要はありません。アルバイトを掛け持ちしている場合は、自分で確定申告する必要がでてきます。
住民税
住民税は住んでいる土地に対して支払うお金で、前年度の年収から計算されます。
住んでる土地に払うもので、例外を除き区市町村民税は6%、道府県民税・都民税は4%で計10%です。
また以下のようにややこしいもの(所得割額、均等割額、調整控除、税額控除)が多数出てくるので、計算方法を読んでもすぐには分からないと思います。
東京都在住の月収12万円をモデル
住民税=所得割額+均等割額
月収120,000万×12ヶ月=年収1,440,000円
年収1,440,000−(給与所得控除の最低額65万円+基礎控除33万円)=460,000円
460,000円×10%=所得割額46,000円
都民税額(1,500円)+市民税額(3,500円)=均等割額5,000円
46,000円+5,000円=住民税は年間51,000円
月額にすると約4,250円の支払いが必要となります。
ここではこれくらいを大体の目安にしてください。
国民年金
国民年金は所得や住んでいる地域に関係なく、その年によって決まります。
現在は16,340円です。
但し払えない場合、半額にしたり免除申請もできます。
国民健康保険
国保は年間収入が130万円以上の場合、親の扶養から外れる為、自分で支払う必要あります。額は自治体によって変わります。
年収144,000万円で計算した場合、6,500円程度。
国民健康保険も免除制度がありますので、お住いの地域で各自治体に問い合わせてみましょう。
つまり月収14万円の場合
住民税=4,250円
国民年金=16,500円
国民健康保険=6,500円
毎月保険と税金で27,250円を給料から引き、そこから生活費にあてる必要があります。
一人暮らしのメリットとデメリット
ただし最初にも話した通り、年齢を重ねる程フリーターでは将来的に厳しくなっていくことは頭に入れておきましょう
フリーターと正社員では生涯賃金が大きく変わります。
正社員の賃金を100%とした場合、20代はアルバイトでも90%近い数字を稼げますが、30代になると75%、40歳では60%程度になってしまいます。
これは正社員には昇給があったり、ボーナス残業代の手当がつくことで差が生まれています。
またフリーターの場合、たいていは国民年金です。正社員になると同じ支払い額を会社も負担してくれるので、2倍となり、将来受け取る金額が多くなるのです。
目的や夢があってフリーター生活をしているのなら問題ありませんが、特に理由がないのであれば将来を視野に入れ正社員として働くことも視野に入れておきましょう。