ニートから正社員就職

ニートにおすすめの資格を業界の先輩に突撃!|職歴なし採用しますか?

ニートにおすすめの資格を業界の先輩に突撃!|職歴なし採用しますか?

 

まったく採用されないし資格でも取得しようかと思う

 

職歴なしの就活は、書類選考がまったく通らない!

なので最近、資格取得してアピールしようと企んでます。

 

ただハローワークのおっちゃんに話を聞くと、資格だけじゃ意味がないと仰られるんです。

 

「資格持ってても、実務経験がないとなー」

「資格はやりたい仕事があって取得するもの。目的がズレている」

 

普段の僕なら「ですよねー」なんて言って、話を合わせるチキン野郎なんですが、今回はもっと食い下がってみました。

 

 

「そんな正論は聞きたくない!職歴なしに役に立つ資格を教えてください!」

 

 

「いやだから、役に立つ資格というのは、先にやりたい仕事を決めて・・・」

 

 

「そんな正論は聞きたくない!

役に立たなくてもいいから、役に立つ資格を教えてください!」

 

 

 

そうすると・・・

 

 

「あー!分かった分かった!もう分かった!

この5つじゃ!ボケ!」

 

と丁寧に教えていただけました。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回の記事は「ニートや職歴なしに役立つかもしれない資格5選」を解説します。

また、疑り深い僕は、本当にその資格を持っていれば職歴なしでも採用されるのか、各業界で働かれている先輩たちに聞いてみました。

 

各業界の方への質問

  • この資格はどんな資格なの?
  • この資格はなんの仕事で使うの?
  • この資格取得するのに、どれくらいの期間かかった?
  • 職歴なしがこの資格を持っていたら雇用しますか?
  • 上記回答の理由を教えて!

 

ニート・職歴なしに役立つかもしれない資格6選

ニートや職歴なしに必ず役に立つ!と。ハローワークのおっちゃんが太鼓判を押した資格が以下の5つです。

 

主な仕事 取得にかかる期間 難易度
宅地建物取引士 不動産・住宅・建設・金融 半年ほど
日商簿記2級 事務・経理・財務・経営企画 半年〜10ヶ月
電気工事士2種 電気工事士 2ヶ月
危険物取扱者 化学系製品を扱う仕事・製油所 3ヶ月
介護職員初任者研修 福祉施設・有料老人ホーム 3ヶ月〜半年

 

『宅地建物取引士』の資格があれば職歴なしでも雇用

職歴なしにおすすめの資格 宅地建物取引士

職歴なしにおすすめの資格『宅地建物取引士』

 

ノート 宅地建物取引士ってどんな資格?

土地(宅地)や建物を売り買いする際には様々な法律が敷かれており、法律の重要事項を説明する義務が課せられています。

この重要事項説明は宅地建物取引士だけが行うことができます。

資格を持たない者が行うと罰せられるため、宅地建物取引士は、住宅販売業者や不動産など宅地建物取引を行う業者にとっては必要不可欠な人員となります。

 

また、会社に1人いれば良いわけではなく、従業員の5人に1人の割合で宅地建物取引士を置くことも義務づけられています。そのため重宝される人材なのです。

資格を持っているだけで資格手当がもらえるのもメリットで、私の場合ですと月3万円ほどもらっています。

資格試験はマーク式・未経験、無資格可、年齢性別学歴問わずなので誰にでもチャンスがあります。

このハードルの低さは国家資格としては珍しいです。

 

ノート 職歴なしが取得していたら雇用する?

雇用します

従業員の5人に1人の割合で宅建士を設置する必要があるため、その会社の状況によってはとにかく資格を持っているだけですぐにでも採用したいという場合もあります。

不動産会社はもちろんですが、銀行や保険代理店に入るにもあったら有利になりますね。

私もアルバイトだけで他は社会人経験がない立場でしたが、この資格を取ったことで不動産会社に内定をもらうことができました。

いろいろな資格の学校で学ぶ人もいますが、私は独学で半年ほど勉強して合格できました。けして頭はいい方ではないので、誰でも勉強さえすれば取れる資格だと思います。

雇用します

必ずしも実務を行う必要はなく、実際に従事するのが雑用や事務作業であっても資格を有すること自体が大事なので、職歴がなくても大丈夫です。

未経験からの実務者としての採用であっても、資格を持ってさえいれば、まずは重要事項説明書の作成補助や、重要事項説明の同行などからお願いできるので、とりあえず入社させてから少しずつ経験を積んでもらうことも可能です。

そういった会社は求人の段階で必要な資格、もしくは歓迎する資格として宅建を挙げていることが多いので、特にそこを狙っていけば採用の確率はかなり上がるでしょう。

 

『日商簿記2級』の資格があれば職歴なしでも雇用

職歴なしにおすすめの資格『日商簿記2級』

職歴なしにおすすめの資格『日商簿記2級』

 

ノート 日商簿記ってどんな資格?

簿記は、会社の資産状況を知るためや、会社としての義務でもある決算申告には欠かせない知識で、会社の資産管理をするための資格です。

企業には一般に公正妥当と認められた会計処理を行う義務があります。

その会計処理の手続き、考え方を学ぶのが日商簿記です。

家庭で言うと、家計簿をつけて確定申告となる決算書を作成し、決算申告をするためのに必要なルールを知るためのものですね。

 

日商簿記の級数には初級、原価計算初級、3級、2級、1級があり、下に行くほど難しくなります。

一般的な企業会計に対応するには最低でも2級の知識が必要ですが、3級をしっかりやりこめば、簿記の流れを理解することは可能です。

 

2級は「商業簿記」60%と「工業簿記」40%で構成される。

それまで1級の範囲だった、連結会計や税効果会計など難易度の高いものも含まれるようになったので、近年の日商簿記検定2級の合格率は低迷しています。

1級の難易度は非常に高く、合格率も10%前後で難関試験です。税理士会計士を目指す人の登竜門となっています。

大企業の会計処理をするにも1級レベルの知識があると役に立ちます。

日商簿記は経理や財務職だけではなく、経営者や経営に近い管理職者、家計を預かる人、投資をする人と様々な人に役立つ資格です。

 

ノート 職歴なしが取得していたら雇用する?

雇用します

現在の日商簿記検定は難易度が高く、簿記の知識を持っているという証明に十分なりうる。職歴がないというなら、なおさら資格を保有していたほうが良い。

さらに、簿記は経理担当のみに役立つものではない。検定試験中には出てこないが、財務諸表を読むことに役に立つ。財務諸表が読めるということは強みだ。

例えば、営業職なら取引先の経営状況を知ることができる。このまま取引を続けていいのか、新しく取引先として迎えていいのか、そのような判断を財務諸表をみることですることができる。

簿記の学習には、世の中の取引の流れが多数でてくる。手形や有価証券など普通に生活しているだけでは、出会わないことも学習するのである。

当然、世の中の取引を知っているにこしたことはない。

私は雇用すると思うが会社次第

内定の可能性は上がると思いますが、応募をする会社次第だと思われます。

一般的に日商簿記2級を用いる仕事は経理職や財務職が中心になりますが、中途採用だと経験者が有利になります。

事務の効率化や経費削減でイチから人を育てる余裕がある企業は少なくなっています。ですので、未経験の日商簿記2級所持者より、職務経験者のが有利になる場合があります。

しかし、最近は日商簿記2級の難易度が上昇していて、合格するにはそれなりの勉強時間を要するようになりました。

合格者=それなりに勉強をしてきた=努力をすることができると判断されれば、職歴がなくても内定を取れる可能性は高いといえます。

簿記は身につけたら中々忘れません。

未経験でも仕事に就いて簿記を使う業務をすれば、職歴がない未経験の2級合格者でも十分に活躍できる機会があります。

 

『電気工事士2種』の資格があれば職歴なしでも雇用

職歴なしにおすすめの資格『電気工事士2種』

職歴なしにおすすめの資格『電気工事士2種』

 

ノート 電気工事士2種ってどんな資格?

電気工事士は、第1種電気工事士、2種電気工事士に分かれていて、1種は変電所、発電所等で高電圧を取り扱える。

2種は、住宅、ホテル、学校等の照明、コンセントなどのよく目にする100ボルト、200ボルト等の低電圧ものを取り付けたり、配線工事をする事ができ、一般の人でも資格の取得がしやすい。

 

電気は目に見えないので危険です。

資格のない人(電気の知識がない人)が、工事すると、間違った機器の取り付けで火事や、機器の破損、感電などの事故に繋がり、最悪死亡事故になってしまいます。

私たちが生活するのに必要な電気を、安全かつ安心して使用していられるのは、しっかり電気の知識と、優れた技術を身に付けたこの電気工事士のお陰です。

 

ノート 職歴なしが取得していたら雇用する?

雇用します

これからの時代、住宅はオール電化、車は電気自動車やAIロボットの普及など、電気を必要とするものばかりになります。

そんな中、電気工事士は給料が安かったり、過度な残業が多かったりと人手不足になっていき、反比例のようになっています。

なので資格さえ取得しておけば、経験問わず、かなり内定の確率は上がると思います。

採用する事業者側は、まず資格を見ます。

資格がないと、1からの教育で、その教育にもただでさえ人手不足なのにそこに時間をとられてしまい、正直面倒です。

そうなると、やはり資格があったほうが、教育も1からではなく、5ぐらいからの教育になり、多少時間が省けますし、その分早めに仕事を任せ作業が進めるので、ありがたいです。

 

『危険物取扱者』の資格があれば職歴なしでも雇用

職歴なしにおすすめの資格『危険物取扱者』

職歴なしにおすすめの資格『危険物取扱者』

 

ノート 危険物取扱者ってどんな資格?

危険物取扱者の資格とは、簡単に言えば、指定されている液体、固体物質の管理、販売及び取り扱いをする業務になります。

例えば、液体であればガソリンスタンドが分かりやすいと思います。

ガソリンなどの引火性液体は危険物4類が必要となります。ガソリンスタンドはガソリンという液体を保管して、販売したり、給油したりします。

固体物質だと、クロムを扱うメッキ工場があります。

他にも、化学施設ならどこでも必要となる資格です。

会社に何人かは所持していなければならないので、とても需要のある資格と言えます。

 

ランクとして甲乙丙があります。

1類から6類まであり甲種にいたってはその全てを網羅して熟知していることを示す資格になります。これがあることにより化学物質に対して一定水準の知識や、知見があるとみなされます。

併せてそれら化学物質の取り扱い方やどの程度危険なのか、漏洩した時の対処方法、事故を起こしてしまった時にどういった対処をすればいいのか等これらの危険物について理解することが一般的な認識となります。

受験資格にはいろいろと細かい定めがありますが、乙、丙種に関しては高卒の人や、学生さんも受験可能な比較的ポピュラーな資格になります。

 

ノート 職歴なしが取得していたら雇用する?

雇用します

例えば、ガソリンスタンドで働く際、危険物の知識のある者とない者を比べる時、どちらが作業的に危険が少ないでしょうか?

もちろん、知識のある者の方が安全ですし、安心です。本当は、経験があれば尚良いのですが、ない場合は資格だけでも十分採用されやすくなります。

また、危険物取扱者は国家資格になります。

難易度は低めですが、民間の資格とは違い、国が定めている資格です。さらに言えば、資格は永久ライセンスです。1回取ってしまえば、基本的に資格は消えません。

企業側からするとメリットしかないので雇用します。

雇用しない

危険物取扱者といってもガソリンスタンドや石油精製プラントオペレーターとしては初心者です。

資格を有しているかよりも一般的な対応力や誠実さにはかなわない。

危険物を取り扱うような職種は基本的に入社後に教育期間があり、その間に必要な資格や技術を習得する。

資格を初めから持っていても、実力が劣っている、職種に向いていないと判断されれば有資格者よりも資格を持っていない方が必要とされる。

また、危険物を取り扱う職種は経験が何よりも大事になってくるため、年齢的に新卒やもっと若い人を優先的に選ぶことが多い。

ただし危険物甲種を取得していた場合のガソリンスタンドならば内定の可能性はほぼ確実です。

 

『介護職員初任者研修』の資格があれば職歴なしでも雇用

職歴なしにおすすめの資格『介護職員初任者研修』

職歴なしにおすすめの資格『介護職員初任者研修』

 

ノート 介護職員初任者研修ってどんな資格?

介護の仕事をする中で、最低限必要になる資格になります。

旧ヘルパー2級に相当する資格で、老人福祉施設で勤務する場合には欠かすことの出来ない資格ですが、国家資格では無いため、民間企業がおこなっている講座や通信での資格取得が容易にできます。

講座修了後には試験があり、合格したのち晴れて資格取得となります。

 

講座の内容は、介護に関する基礎知識や、考え方、身体介護技術の取得など、座学知識から身体を使って対象者の排泄介助や衣服の着脱方法、食事介助などの基本的な援助支援のやり方などを学びます。

身体を駆使する仕事のため、腰などを痛めないような身体の使い方を学び、就職後すぐ働けるような知識をある程度学ぶことが出来ます。

 

資格を持っていると資格手当てが発生しますし、無資格の方と比較すると就職しやすいです。

介護士をお仕事して頑張りたい方は介護福祉士やサービス提供責任者になる為の初歩的な資格にもなります。

 

ノート 職歴なしが取得していたら雇用する?

雇用します

介護業界は人員不足なので無資格の方でも内定の可能性は高いですが、資格を取得していたら滅多な事が無い限り内定がでるでしょう。私のところでは面接に来た資格保持者は100%合格しています。

私は資格を取得せず無資格で働いていたことがありますが、資格を持っている人はスムーズにお仕事を行っていて、羨ましいと思っていました。

内定の可能性は上がるし直ぐに活躍の出来る資格なので取得をお勧めします。

雇用します

現在介護業界はかなりの人手不足に陥っています。ですが、利用者の数は年々増えており、介護施設もどんどん造られている現状です。

求人誌を見ると、資格者募集じゃ足りないもしくは応募がないので、無資格者や未経験者でも採用する旨が書いてあるものが多くあります。

しかも離職率が高いです。

無資格者や未経験者の方も来ますが、全く違う業界からの転職者の方からしてみたら、利用者の排泄物を扱うのもストレスだったり、食事の世話をする必要性等を十分に考えられないようでした。

結果ほとんどが辞めてしまうため、施設側に負担が大きいです。

なので無資格者に比べれば、介護の基本を学んでいる有資格者の方が施設側も採用しやすいです。

 

正直、企業や人事の見解によるところもあるのかもしれません。

でも、これら5つの資格を持っていれば、就職には比較的有利になりそうです。

就職だけを目指すなら就活を頑張るのが早そうだけど、上記で挙げた職業を目指すなら、資格取得の道もありですね。

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